皆さまから寄せられる多くの質問の中で、特に多く寄せられる質問をカテゴリーにまとめました。
お問い合わせいただく前にご覧になっていただければと思います。
前提条件によりますが、石油から作るアクリルと比べて、50~70%の削減が見込まれています。
サーマルリサイクル、マテリアルリサイクル(メカニカルリサイクル)、ケミカルリサイクルが知られています。
アクリルのケミカルリサイクルとは、高温でアクリル樹脂を熱分解することで、高い収率で原料(MMA)に戻る性質を利用して原料に戻し、ふたたびアクリル樹脂を製造します。
燃やしてその熱を利用するサーマルリサイクルでは、多くの二酸化炭素が発生しますが、ケミカルリサイクルでは、二酸化炭素の発生を抑制することができます。
熱で融かして再び固めるマテリアルリサイクルでは、回収したアクリルの色や印刷インキ/添加物などを除くことが難いのですが、ケミカルリサイクルでは、これらを除きふたたび透明なアクリルをつくることができます。
ケミカルリサイクルは、基本的に何回繰り返してももとの品質(透明性、性能)とかわりません。
一方マテリアルリサイクルでは、繰り返すことで品質が少しずつ劣化する傾向があります。
アクキーに付属している金属(チェーンや金具)は、リサイクルには入れることができません。
PETボトルの回収とき、ラベルやキャップを取り除く様に、チェーンや金具は取り除きます。
使用されるアクリルの品質に差がないため、一般の皆さんが見分けることはできません。
アクリルメーカーなどによる精密な分析によって、見分けられる可能性があります。
アクリル以外のキーホルダーは、アクリルと一緒にリサイクルすることはできません。
様々なリサイクルと同様に、それぞれの素材に分別する必要があります。
もちろん、アクキー、アクスタはアクリルで作られたものを指しますので、アクキー・アクスタをお使いいただき、ケミカルリサイクルにより「リサイクルアクキー・アクスタ」として何度でもお使いいただく「資源循環(サーキュラーエコノミー)」を皆さんと一緒に実現していきたいと考えています。
現在、各地の企業様・団体様と協議中です。
アクリルのケミカルリサイクルを担当する三菱ケミカルでは、現在テストを除き原則として回収/リサイクルを行っていません。
三菱ケミカルは、2024年度にケミカルリサイクルの商業設備を稼働させる予定です。
現在は小規模な試験設備を運用している状況のため、大量のアクリルをリサイクルできる状況ではありません。
大量のアクリルパーテーション(衝立)の処理をご検討の際は、メーカーや廃棄物処理業者様、回収業者様へお問い合わせください。
少量の場合は、粗大ごみ等として各自治体様のルールに従った処理をお願いいたします。
コロナ禍において日本で販売されたパーテーションは、アクリル製が最も多く使用されていますが、様々な透明プラスチックが流通している状況です。
アクリルパーテーションとしてお求めの場合は、もちろんアクリルでつくられていますが、輸入品など場合によってはアクリル以外の素材が散見されます。
アクリルのケミカルリサイクルを担当する三菱ケミカルでは、現在テストを除き原則として回収/リサイクルを行っていませんが、ケミカルリサイクルに投入できるのは、基本的にアクリル製のパーテーションのみです。
一般の皆さまによる、アクリルとそれ以外の素材の区別は容易ではありません。
ハンディータイプの判別機をご利用いただくことで、多くの場合区別が可能です。
国内製品として、以下のメーカー様の判別機を紹介させていただきます。
① 株式会社山本製作所様(商品名:ぷらしる)
https://www.yamamoto-ss.co.jp/sp_recycle/products/placil/
② 株式会社リコー様(商品名:RICOH HANDY PLASTIC SENSOR B150)
一般住居などの生活環境で(ポリ袋などを利用されて)保管された場合は、10年程度で品質が大きく変わることはありません。
ほこりや汚れの除去には、水や中性洗剤を利用いただき、アルコールやアルカリ性/酸性洗剤のご利用はお控えください。
現在、準備中です。詳細が決まりましたら、こちらのサイトにてお知らせいたします。